山あり、谷あり、サッカーあり。

海外修行の末、現役引退。その後、コーチへ転身。石川県金沢市のサッカーコーチによるブログ

“勝つことが全て?”

皆さんこんにちは〜!!!

 

 

 

ブログを書き始めて数日ですが、おかげさまでアクセス数が日に日に伸びています!

まさにサッカーを始めたばかりのあの頃のように笑

 

 

 

さて今回は、

 

“勝つことが全て?”

 

ということについて持論を語っていきますw

 

 

今年一年間、石川県のジュニアサッカーを見て来て、

どのチームも勝利に貪欲だと感じました!

 

勝負の世界なので、勝たなければならない!

 

結果が全てだ!

 

 

当然僕もその通りだと思いますし、勝ちより大事なことはないと思っています。

 

 

しかし、、、

 

 

今勝ちたいの?

 

と少々疑問を覚えます。

 

 

勝負に本気でこだわるべきなのは、高校生からです!

高校コーチだった僕はこう考えます。

 

今、勝ちにこだわりすぎて、『大人のサッカー』をしていたら、

ジュニア年代でしか学べないサッカーを学べないんです。

 

例えば、ロングボールを蹴りまくって、足の速いFWが一人で決めてくる。

ジュニア年代に多いパターンですね。

 

特に石川県は多すぎる気が、、、。

 

確かにこの方法だったら勝てますよ?

 

ですが、ボールを運ぶ作業を蹴ることしかできない選手が上に行って通用するでしょうか?

 

例えば、ドリブルで抜く、ショートパスで崩す。

 

これができない選手は絶対に上のカテゴリーで通用しません。

 

選手が悪いのではなく、指導者が悪いんです。

 

選手を本気で上に導きたいのであれば、もう少しジュニア年代に対するサッカー観を変えていかなければなりません。

 

ジュニア年代で、パワー、スピードがあり、それに頼りきったせいで、後々困る早熟の選手を嫌なほど見て来ました。

だって、歳を重ねれば、パワー、スピードなどのフィジカル的な差はほとんどなくなるんです。

 

今勝つことが全て?それとも、未来の本当に勝たなければならない場面で勝つの?

 

 

あなたはどちらを目指しますか?

 

 

 

"自分にできることを積み重ねていけば、必ず流れが変わる日が来る。それを信じていられるうちは、どんなことにも耐えられるよ"

By.中田英寿