山あり、谷あり、サッカーあり。

海外修行の末、現役引退。その後、コーチへ転身。石川県金沢市のサッカーコーチによるブログ

“親子の関係は?”

皆さんこんにちは〜!!!

 

 

サッカーに携わる者として、切り離せない『親子の関係』

 

僕の母親は熱狂的なサッカー親バカで、

毎試合必ず試合に足を運んで、応援団の誰よりも声をあげて応援してくれました。

思春期ということもあり、照れ臭くて素直に喜べませんでした。

まあ黄色い声援だったら嬉しかったんですが、茶色い声援だったんで、、笑

 

しかも、ミスに対する指摘や、あの時こうすればよかったのに〜なんて専門的なことまで行ってくるんですよ、、、。

 

 

試合会場でもよく耳にしますが、

 

「監督かお前は!」

 

とツッコミを入れたくなるような保護者はかなり多いですね。

 

アドバイスのつもりで言った一言は子供の心に大きな傷を残す場合もあります。

 

なぜなら、子供は、親に褒められたいんです!!

 

専門的なことは絶対に各チームの監督コーチがアプローチしてくれています。

子供自身も気づいているんです。

 

「いやいやうちの子はダメだよ!」

 

「あの子は頑張っているからもっと頑張れ!」

 

なんて言われ続けたら、「もう観に来ないでよ」「うるさい」「サッカーやめようかな」

なんてことにもなりかねません。

 

 

サッカーをやっている子供たちの、一番の居場所は、保護者なんです。

 

失敗しても、負けても、

 

「感動したよ。また頑張ろう。ありがとう。」

 

この一言が言える保護者は、子供にとって最高のサポーターと言えるでしょう!!

 

この言葉があるから、より努力できますし、挫折を乗り越えていけるんです。

 

 

子供に対して否定批判的な言葉を投げかけるんではなく、

認めてあげましょう!!

 

否定されると子供も絶対にあなたを否定します。

そうなると、送迎、朝早くからのお弁当準備、応援、、、

全てに対し、感謝の心を持てない子に育ってしまいます。

 

親子関係の問題から非行に走ったりする子供なんて山のように観てきました、、。

 

それは絶対に避けたいですよね。

 

 

子供には子供の人生があり、保護者は永遠のサポーターです。

サポーターである僕たち大人が、まずは子供を認め、褒めてあげて、

モチベーションを上げさせたいですね!!

 

 

子供の未来に保護者は焦らなくて大丈夫です。

 

僕たち大人が思っているほど子供は子供ではなく、

たくさんの純粋な感情を抱きながら成長しています。

 

転びそうになって助けるより、転んでからどう立ち上がるのか見守ることも教育の一つではないでしょうか?

 

焦らずじっと見守ることも時には必要だと感じています。

 

 

 

何より大事なのは、何が必要かを自分で考えることだと思います。

By.中田英寿